仕事術
久々のブログなのですが、普段仕事をしていて思っていることを一つ書きます。 どんなに、一人の作業が好きで作曲家を目指している人でもやっぱりコミュ力は必要です。 どういうことかというと、 映画監督さんでも、ゲーム制作会社でも、どんな音楽を付けたら…
誰々の何々みたいな曲が欲しい! と、言われた時あなたならどうしますか? 求められているものは果たしてメロディなのか、アレンジの感じなのか、バックトラックの雰囲気なのでしょうか。 まずは、発注者の意図を汲み取るのが第一の仕事になってきます。 じ…
タイトル通り、結論を行ってしまうとそういうことだと思うんです。 できれば、プロの作曲家、身近にいない場合は音楽が好きな友達何人かに自分の作品を聴いてもらい感想をもらう。 とにかく聴いてもらう、これは大事なことなのです。 でも、 作品を聴かすっ…
今日はフリーランスの僕が、どうやって作曲の仕事をゲットしてきたかを僭越ながら書こうと思います。 結論から言うと、しつこくデモを定期的に送ってしかるべき相手に聴いてもらう、自分のやりたい音楽、得意な音楽を担当している担当者、ディレクターや発注…
ちょっと久しぶりの更新になりますが、今回は、イマドキのサンプルネタをどこで入手するの?という話です。 僕の場合、以前はcomputermusic magazineの付録のサンプル、各プラグインメーカーの無料ダウンロード、CryptonFutureMediaの有料サンプルのダウンロ…
今日は、さぁ!アレンジの勉強をするぞ!と意を決して取り組むというよりは、日々の習慣として身につければいつのまにか作曲もアレンジも上達してますよ♪ という話をします。 と言ってもプロの人なら意識せずともみんなやっている事かもしれませんが。 聴い…
こんにちは。いつもブログ読んでいただいてありがとうございます♪ さてさて、このブログも書き始めて1年と3ヶ月あまりなのですが、おかげさまで読んでくださる方がけっこういることが最近実感できて嬉しい限りです。 そこで、今まで特にたくさんアクセスの…
作曲を生業とする人のライフプラン(収入プラン)についてたまに考えることがあるのですが、 たまに思う疑問「”楽曲コンペ”って仕事なの?」について書こうと思います。 フリーの音楽家にとって収入を得る方法は様々だと思いますが、 音楽事務所に絡むと大体…
今日は、いち早く作曲家になるための手掛かりをつかみたい人へのちょっとしたコツを書こうと思います。 作曲家としてのスタートはとにかくデモ音源を作るところから始まります。 そして自信作のデモ音源が出来上がったら、 とにかくいろんな人に聴いてもらう…
今日は作曲仕事の発注が来てから締め切りまでの作曲プラン・スケジューリングを考えたいと思います。 締めきりまでの日数はまちまちで結構余裕がある場合もあれば、”本気ですか?”と言いたくなるくらいタイトなケースもあります。 僕の場合はどんなにタイト…
先日、ある指定する曲の耳コピをしてできるだけ忠実に再現し制作するという仕事がありました。 10年以上前に着メロ制作の仕事をして以来のかなり本気の耳コピをすることになりまして。 本気の耳コピは作曲能力の体幹を鍛える お題は1分程度で民族的なもの…
今回は音楽の仕事ができるか?ではなく音楽の仕事を長く続けていくには?に焦点を当てます。 音楽で食べていけるか(音楽の仕事を続けていけるか)は自分の仕事のクオリティ管理にかかっています。 ではクオリティ管理とは何でしょうか? 音楽制作業の立場で…
プロにとって必要な能力とは? それはズバリ、"発注者の期待に応える能力"だと僕は考えます。 ここではフリーの作曲家の立場で書きますね。 "発注者の期待に応える能力"って一体何なんだろう? それは作曲家の場合、クオリティの高い曲を作れる能力と、発注…
いくら頑張ろうとしてもどうもやる気が起きない、作曲に向かえない時ってありますよね。 もうこれは作曲に限らず、小学生の時の宿題、部活の自主練、掃除や整理整頓、何でも当てはまってしまいますが。 1日くらいはサボってもいいかってなりますが、このム…
今日は趣を変えて、どういう風にフリー作曲家として仕事と出会ってきたかを書こうと思います。 僕は有名でもないし、才能もないけどなんとかフリーで16年食べてこられました。 これからはどうなるかわからないけど。 しかしながらも、これからフリーで頑張っ…
毎日曲を作っていると、どうしても何も浮かばない時ってありますよね。 そんな時はちょっとしたとっかかりを脳に上げてあげると、その後スムーズに曲作りが進んだりします。 そんなテクニックを少し書きます。 1 シンセのプリセットを片っ端から試聴してみる…
今週のサウンド&レコーディングマガジン(リットーミュージック)「名匠の秘技」という特集での、11人の一流エンジニアのインタビューとテクニック解説は作曲編曲やっている人にも絶対参考になるので読んだ方がいいです。 その名匠たちとは・・・ 内沼映二…
とてもリアルな話になりますが、今回はフリーで生きていくためには生活費以外にも様々なお金がかかるという話です。 ではどんなお金がかかってくるのでしょう? まずフリーで生きていくために最低限かかる費用についてあげていきます。 ●社会保険料 : 国民…
なかなか作曲・アレンジ・DTM全般が上達しない人へは4小節耳コピをオススメします。 どういうことかというと、「こういう曲が作りたいなぁ」と思った曲をDAWに貼り付け徹底的にコピーするのです。フルコーラスのコピーをしようとすると余程根性がない限りは…
よく、「自分のプロフィールとデモはいつでも人に渡せるように持ち歩くべき」という話を聞きます。 いつどこで重要人物と出会って自分の曲を聴いてもらうチャンスがあるかわからないので備えておきなさいということでしょう。 実に立派な心がけだと思います…
フリーの作曲家として生きていくために欠かせないのが、今の自分の実力を示すデモ音源とアップデートされたプロフィールです。チャンスが訪れた時、営業をかけたい時にすぐに送付できるようにしておくことはとても大切です。これから音楽で食べていこうと思…
今日は作曲というより、自分が作った作品、バンド・ユニットをどう広めていくかのアイデアの話です。 インディーズのバンドやユニットをやっている人は宣伝方法の一つに、コミュニティFMの出演という手があります。 TVはもちろん、キー局のラジオは無名のイ…
自分のリリースされた作品、または自分のバンドやユニットの作品は大いにSNSで宣伝すべきなのですが、大体的にアピールするのを躊躇する人は多いのではないかと思います。とってもアピールや宣伝が上手な人がいますが、自分はどうも苦手なのでそういう人を羨…
今までこのブログでも時々書いてきましたが、世界にはたくさんのロイヤリティフリー音源販売サイトがあります。世界中の番組制作者、映像制作者、プロデューサーがこういったサイトで音楽を探しています。 作曲家にとっては世界進出と言ったら大げさですが、…
長く作曲の仕事で食べていくのにある程度ジャンルを絞る必要があるという話。 2、3年コンペにチャレンジして何かひっかかりCDがリリースされて喜びを味わい、そのあとはまぁうまくいかなければ違う仕事でもしながら趣味程度に音楽が作れればいいかな、とい…
前回に引き続きJASRAC関連です。 自分の曲がラジオやTVで使われたら嬉しいですよね。使用料も入ってくるかもしれないし。では曲をかけてもらいやすくするには?という話です。 前回のブログも合わせてどうぞ www.nutmeg.today 放送・映像関連位使われやすい…
今日は、プロデュース能力を身につけるには?という話です。 一番手っ取り早いのは自分で自主制作のCDを出すことです。 ここでその工程をざっと紹介すると、 CDを制作して売るその工程 1 まず曲を書き 2 作詞をする(誰かに依頼してもいい) 3 アレンジを…
今日は、特に忙しくない時って何やってるの?という話です。 基本的に仕事の発注がなくても、著作権フリーライブラリ用の曲や番組用ストック音源を作っているので暇ということはないのですが、締め切りがない分ある程度自由な発想ができるし心の余裕がありま…
今日は、曲作りに日頃使う、膨大で様々なサンプル音源の管理ってどうしてる?っていう話です。キック、スネア、ハットなどリズムのワンショットのサンプルはもちろん、ループからFX系サンプルまで、なかなかイメージしている音までたどり着くのに時間かかり…
バンドメンバーに自作曲を演奏してもらう時や、レコーディングでミュージシャンにダビングしてもらう際に必要なのがコード譜(またはメロディが書いてあるリードシート)です。 昔よく、コード譜が見にくくて、字も汚くミュージシャンに文句言わせたこともあ…