ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

フリーの作曲家で生きていくため知っておくこと

 

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 とてもリアルな話になりますが、今回はフリーで生きていくためには生活費以外にも様々なお金がかかるという話です。
 

ではどんなお金がかかってくるのでしょう?

 まずフリーで生きていくために最低限かかる費用についてあげていきます。
国民健康保険は市町村がやっているものや、様々な業界団体の保険組合がある。ちなみに僕は芸能人保険組合に加入。作曲家は加入可能です。市町村の組合と若干料金は変わってきます。問い合わせると計算してくれます。ちなみに40歳からは国民健康保険介護保険が加わります。年金も今後さらに高くなる可能性もあります。
所得税( 作曲家は事業税はかからない)
●年間売り上げが1000万円を超えたら消費税の納税が発生します。
 

音楽制作特有の費用

作曲を職業とする場合、通常の生活費のほか機材費用がかなりかかります。
 
●PC、ほか機材のメンテナンス、ソフト代
PCも何年かに一度は買い替えが必要だし、ソフトも最近はサブスクリプション形式(買取ではなくて登録料を決められた期間で支払う)のものが増えているので考慮しなければなりません。音源も全く買い足さないわけにはいかないでしょう。
●歌ものコンペに提出する際は仮歌のギャラ  バカになりません。
●電気代  通常の家庭よりはかなりかかります。
 
これらの必ず発生する費用をざっくりとでも良いので計算しながら見通しをつける必要があります。
 
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考えかたとして

 まず月収で考えるのは無理があります。給料が支払われるわけではないし、当然一年を通して波があるからです。大きなスパンで考えることをオススメします。
暇なときにバイトするのはぜんぜんアリです。
副業作曲家の方が上手くいくことも沢山ありますし、その方が好きな音楽だけに関わりを持つことも可能です。
 
おわりに
 漠然とした不安をいつまでも抱え込むより、数字にしてクリアにする事で取り除ける不安もあるので一度できるところまででいいので試算してみると気持ちが楽になりますよ。。