ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

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ハイセンスなバッキングシンセのパターンを簡単にを作る方法

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 今日はピンポイントにパッドとフィルターゲイトを使ったアレンジのTipsについて書きます。極めて実践的だと思います。

 

パッドとフィルターゲイトの組み合わせが面白い 

 ちょっとセンスが感じられて凝ったシンセバッキングが欲しいな、と思った時に参考になると思います。

 

パッド系は比較的アタックがはっきりしている音色を選ぶと効果が出やすいです。

今日はベルパッド系の音色を使って2つのプラグインで試してみます。

もとのパッドはXpand2のBelly Padというプリセットを今回使います。

パッドの素の音がこれです。

 

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まずはフリーでダウンロードできるA1TriggerGateというプラグインをパッドにかけてみます。

A1TriggerGate - A1AUDIO - VST, AU, AAX & RTAS Plugins for MAC & PC by ALEX HILTON

 

A1TriggerGate

 

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ミックスの配分で雰囲気がかなり変わるのでセクションによって使い分けても良さそうです。60%のミックスにするとこうなります。派手さが出てきますよね。

 

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次はProtools付属のAirのFILTERGATEをもともとのパッドにかけてみます。

適当にDeepPulseというプリセットを選びました。

このプラグインはA1TriggerGateよりもう少し複雑な操作ができます。フィルターモデュレーション(前半)とミックスの量(後半)にオートメーションをかけてみました。

 

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おわりに

どうでしたか?パッドの音色とフィルターゲイトの組み合わせパターンは無限にあります。自分だけのパターンを簡単に作り出すことができます。

気の利いたうわものバッキングを作りたいときはなかなか強い味方ですよ。

映像系・うたものポップス系、ジャンル関係なく使えそうですよね。