ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

作品を発表(晒す)することは馬鹿にされるリスクを背負うこと。だけどその先には・・・

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 今朝、ツイッターをだらだら眺めていたら、心にストーンと落ちたツイートがあったので紹介したいと思います。

 

 

ヲノサトルさんの7月22日のツイートです。 

 

 

なるほどなぁ、と膝を打ちました。

薄々感じていたことを再確認したというか。

Twitterの良さってこういうふうに靄が晴れるような他人の考えに触れられることなんだな。

 

ほんとに、作品を晒すって怖いことなんですよね。

どんなに丁寧に作って自信作だったとしてもやっぱり怖い部分はあると思います。

 ある程度キャリアを積んでくればなおさらなんだけど、発表しなければそれは世の中に存在しないことと一緒ですからね。ある一定の区切りで「エイヤ!」とリリースするわけです。リリースとはよく言ったもので「放す」という意味ですもんね。

 

 僕も人の評判は気にする方だし、僕が尊敬する人や好きな人たちに「たいしたことないな・・・」と思われるのは非常に辛い。

 

でも発表しなければ認めてももらえないわけだし当然賞賛されることもない。

 

 ものを作る人は常にそういう環境に置かれているので、怖がって発表しない人は「ものを作る人」ではなくなってしまう。

 

 発表を先延ばしにすることは状況が許せば実際結構あります。「何かがまだ足りない」とか「何かしっくりこない」という場合です。

 そんな場合でも僕の考えは、ある程度期限を決めてその日が来たら「エイヤー!」とリリースする方がいいということ。

その作品があったから、次作の構想、発想が生まれてもっといいものができるということがよくあるからです。

 

 その”繰り返し”を考えていくと、なかなか作品を出さない人と、悩みつつもその作品に区切りをつけ発表し、新たに作品に取り掛かる人では10年後、どんな違いが生まれるでしょうか。僕は後者に希望の光を見出します。