ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

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作曲を効率化する音源サンプル管理ソフト3選

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 曲をクオリティを落とさず量産するために必要なことは何か考えて見ます。
サンプル管理は間違いなく条件の一つでしょう。
膨大なサンプル管理を上手にすることで、曲の生産性は上がるし、本当に必要なクリエイティブな時間を増やせます。
さて、そんなサンプル管理を助けてくれるソフトにはどんなものがあるのでしょうか?
3つあげて見ました。
 

1  soundly

 A sound effect という会社が出しているサンプル管理ソフト。
無料版ダウンロードでも最初からいくつか音源が使えるようになっているが、有料版にすると多数のサンプルが使えるようになります。
 もちろん自前のサンプル管理もしっかり行えますよ。
ドラッグ&ドロップでsoundlyへの追加、DAWへの貼り付けが行える。 もはやこれは当たり前。
soundlyは、さらにサンプルの再生速度変更やリバース、インバート、ノーマライズまで行えてしまいます。
プレイリストの追加もシンプルで視覚的に見やすいです。
見た目はこんな感じ。

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 こちらでダウンロードできます。
 
 

2 Mutant

 ブログでも以前紹介したSONICWAIREが出しているサンプル音源管理ソフト。
GUIはシンプルで見やすく使いやすい。カラーも含めとにかくとっつきやすい印象です。
ドラッグ&ドロップでsoundlyへの追加、DAWへの貼り付けが行えます。 フォルダ管理も簡単にできてジャンル別楽器別に階層を深く作って管理することも可能です。
soundlyのようなちょっとした編集はできませんが僕はこちらの方が見やすいので好きです。
 

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今はiTunes storeでダウンロードできる。
 
 
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3 Protools内のワークスペース

 個人的にはサンプル管理を効率的にするならば最強だと思っています。
 
よく使うフォルダ、サンプルパックは「カタログ」というロケーションに登録できます。
普通に普段から音源用ハードディスクなどでフォルダ管理できている人はそのまま左側のウィンドウに表示できるので何もしなくても大丈夫。そして48項目のファイルへの情報追加項目がありいろんなイメージからファイルを呼び出すことができます。
さらに、タグ付機能は、膨大なサンプルから即座にイメージの近いファイルを呼び出すのには便利な機能です。
 

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おわりに
やはりサンプル管理は作曲家にとって現代の重要課題の一つだと思うんです。
そのわりに数は少ない印象です。慣れてくれば、Protoolsワークスペースのように徹底管理できるものが良い気がしますが、結構自分のやりやすい環境にするのにそれなりに時間がかかります。soundlyやMutantはとっつきやすくGUIも見やすいくシンプルなため最初はこちらを使うのが良いかもしれません。
 
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