ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

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アコギ録るならiRig Acoustic Stageの実力がすごい!

 
 最近、仕事でiRig Acoustic Stageというワンタッチ取り付けマイクをお借りしてガットギターの録音をしたことがあったのですが、なかなか良い音がしていたので自分でも買って色々と使ってみました。僕の場合、ステージというより宅録用に買ったのですが結論から言うと大正解でした。
 具体的にどんな点が良いと思ったか見ていきましょう!

1 ピエゾやマグネティックピックアップと比較してリアルで温かみのあるサウンド

全然本番でも使える音。だけど取り付けがワンタッチで簡単。ほんと簡単。

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これがiRig Acoustic Stageのプリアンプ

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こんな風にホールの淵にワンタッチで挟む

 

2 設定モードが使いやすく細やか

フォークギター、ガットギター、など弾くギターの種類によってトーンのモードが切り替え可能。

通常モード(スティール弦を想定か)での
「NATURAL」
「WARM」
「BRIGHT」
の3パターン
 NYLON弦モードでの
「NATURAL」
「WARM」
「BRIGHT」
の3パターン
合計6パターンのモード設定
さらに
キャリブレーションモードでギターの個体特性を掴んだサウンド作り!
ギターの1フレットから12フレットまでセーハで抑えた音を鳴らしiRigに調整させ、固体に合わせたトーン設定ができます。
 
なかなか芸がこまかいです。
またエレアコなどピエゾなどのピックアップが付いている場合は、iRigのマイクの音とiRig上でミックスすることもできるので音作りの幅が広がりますね。
 

3 ノイズが乗りにくい

マイクを立てるより全然周りの環境ノイズを拾いません。
これは真夏に汗をダラダラかきながらブースにこもってマイクに向けギター演奏する僕みたいな人にとっては何よりありがたい。
また、「CANSEL FEEDBACK」ボタン(フィードバック防止機能)が付いているのでライブで使いたい人には強い味方になりますね。僕はまだステージで使ったことがないので感想が言えませんが。
 
難点は、当然と言えば当然ですが、マイクを立てて録音するよりはアンビエンス感がない。
近い音になります。空気感が欲しい時にはマイクを立ててとったほうが無難でしょう。
 
ここで実際に、僕が録音した音源を聴いて見てください。
ティール弦(通常BRIGHTモード)
ガットギター(NYLON NATURALモード)
 
いかがでしたか?普通にエレガットでラインでつないで録音する音とは雲泥の差だと思いませんか?値段もお手頃で大体1万円ちょっとでネットで購入できます。この音でこの値段は相当コスパ良いなと思うんですよね。
アコギをマイクで録音したいけど、環境ノイズが酷くて本番で使えないとか、仕事では使えないなんていう人でも、これを使えばバッチリいけるんではないでしょうか?