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【DTMテクニック】すぐ出来る!4つのカッコいいオルガン奏法

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 今日は簡単にかっこよくオルガンを聴かせる方法を紹介したいと思います。ジャンルを問わず曲を盛り上げたり、サビ感を出したりするのに有効な楽器がオルガンだと思うんです。では早速見ていきましょう!
 

すぐ出来る4つのテクニック

 音源サンプルはNativeinstrumentの「VintageOrgans」のBasic Rock1という音色を使いました。スピーカーキャビネットが選べたりして細かく設定できるので好きです。サンプル音源ではロックっぽさを強調するためDRIVEを少しかけてます。
 
 

グリッサンド

 鍵盤を手のひらや手の甲を使って、下から上、上から下へと滑らせるテクニック。
白鍵を手の腹で、黒鍵を3つの指で掴むようにグリッサンドすると雰囲気が出ます。
 

 
 
 

マイナーペンタトニックでフレーズを作る

 ド・ミb・ファ・ソ・シb  (キーC)
の5音でフレーズを作ります。経過音でソbを入れるとなお良いです。
ロックやブルースにとても有効です。ときどき装飾音符を入れると雰囲気が出ます。
 

 
 
  

レスリースピーカーの回転数を変化させる

ソフト音源でもレスリースピーカーをシミュレートしてる音源はたくさんありますが、そのレスリーの回転数をLOWとFASTで切り替える奏法。ロックとかでよく聴いたことないですか?本物ではハモンドオルガンレスリースピーカーの組み合わせで演奏されることが多いです。
レスリースピーカーについてもっと知りたいという方はこちらの鍵盤堂さんのページを参照してください。
 
「VintageOrgans」ではモジュレーションホイール(#cc01)でスピードの切り替えが簡単にできます。
 

 
 
 
 

エクスプレッションを使って音量を変化させる

#CC11 を使って音量で表情付けするテクニックです。エクスプレッションペダルを使うといいでしょう。ふつうに弾いて後からエクスプレッションカーブを書くのもありだと思います(僕は結構そうしてます)。
 

 
 
 
以上の4つのテクニックを全部盛り込んで見ました。
 

 

オルガンの名演

ここで素晴らしいオルガンの名演を貼っておきます。表現力が半端ないですよね!
 
ロック界から
 
 
ジャズ界から
ジミースミス
 
 
 
 
おわりに
 
 いかかでしたか?ロックアレンジにしろファンキー・ジャジーな曲にしろ結構、曲に厚みを持たせるのにオルガンの登場頻度って高い気がします。
どんどんかっこいいフレーズを使って曲のクオリティアップに繋げたいですね。