ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

【仕事術】好きな作曲家をとことん掘り下げると方向性が見えてくる

 好きな作家・目指したい作曲家を掘り下げると、やるべきことが見つかるという話。
自分に合ったスタイルで成功している作曲家を探して、ルーツを探り、深掘りし成功の方法を考えます。
 

好きな曲やアレンジの作家を調べる

 
みんな自然とやっていることとは思いますが時間を使ってさらに掘り下げてみます。
僕は、映画音楽や映像音楽が最近気になっているので、その周辺を調べてみる事にしましょう。
 
 例えばかのハンス・ジマー率いる作曲家集団リモートコントロールに所属する作家陣のホームページを見てみます。 
いろいろ調べてみると共感できる人物がいるかもしれません。
 
 作家の写真をクリックするとすぐに過去実績と作品が視聴できるようになってて親切な作り。
片っ端から視聴して、好みの作家を見つけてバックボーンを調べてみると面白い。
 

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目指す方向がフォーカスされる

 
例えば Trevor Rabin。
かっこいいギターサウンドでオーケストラと融合していて曲も好みだなぁ、でも名前どこかで聞いたことあるし・・ってイエスの人かよ!(ロンリーハートのPVは強烈だったなぁ)
ググって過去作品から現在の動向まで見てみる。使用機材までご丁寧に載っている。
大好きな海外ドラマ「12モンキーズ」は彼が手がけたのか!とか。
ホームページではインタビュー詳細も載っている。
そして、インタビュー記事を追ってたら
 
 
こんなサイトがあったんだ!という発見。
これ全部英語なんだけど頑張って少し読む。
 
 英語は絶対少しづつでも慣れていったほうがお得なんです。特別な勉強なんかしなくても辞書(といってもと右クリックでググればいけるし)、言い回しに慣れることでなんとかいける。全部わかろうとしなくて良いのです。
僕も正直、7割くらいしか理解していない。それでも発見はたくさんあります。
彼に少しでも近づくには何が必要かが、少しだけ見えてきます。
 そして、日本で彼のような仕事をするにはどうすれば良いか?という課題も見えてきます。
 
おわりに
 
いかがでしたか?
 最近ではSound&Recordingmagazineで「behind the scene〜映像を音で彩る作家たち」というコーナーで毎回映像系作曲家が紹介されているし、音楽セミナーでも映像系作曲家の講座がちらほらやっているので、その方面の作曲家を目指す人にも情報が入りやすくなりました。歌ものポップスを目指している人ならもっともっと調べやすいですよね。
 とにかくこの路線だっ!という発見があると勉強やアプローチする仕事に迷いがなくなりモチベーションが上がり、気持ちに余裕が出てきます。
 
 
 
 
 
*「サクっと作るBGM」という動画シリーズを公開してますのでぜひご覧ください。

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