ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

”打ちのめされる感覚”は青春だっ!(楽器奮闘編)

 
 僕は社会人ビックバンドに趣味で参加しています。
トランペットを始めたのは大人になってからでかれこれ7年前くらいかと思いますが、これが全く上達しない。
練習が足りていないので当たり前っちゃあ当たり前なのですが。
 
 ビックバンドの練習で、最近急にアドリブソロを振られることが多くなったのですが、大抵うまくいかずひどいことになります。
 
ほとんど事故です。
 
 プロのジャズプレイヤーだったら、呼吸をするようにアドリブをさっそうと繰り広げてゆくところですが。
僕の場合、普段作編曲をしているので、ラインは頭に浮かぶのですが、体に伝わらないもどかしさというか。
 
練習の帰り道の脱力感ったら・・・。
 

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そういえば
 
 ギターで演奏活動を始めた頃もしょっちゅうこんなことがあったなぁと思い出しました。
その度、悔しくて練習したのでした。どこが足りなくて、どこが上手い人と違うのかと悩みながら。
 いつの間にか仕事でもそれなりに演奏できるようになってはいましたが、
ホントに最初はなんと落ち込むことが多かったことか。性格の問題もあるとは思いますが。
 
でもふと思うんです。
 
 
逆に、この感覚って楽器をやる醍醐味なんじゃないかと・・・。
 
 
 僕は40代ですが、普通に働いていたとしたらベテランの域に来ていて、仕事にも慣れて、嫌なことはあっても”出来ない”ことに対するショックとか悔しさってだんだんなくなってくるのではないかと思うんです。
以前ブログで過去の自作曲を聴いて落ち込むという話をしましたが、楽器演奏の場合もっとフィジカルなのでまた違う感覚です。
何度走っても足が思うように前にでず徒競走でビリっけつ・・みたいな。
 
 この、悔しさをバネに伸びていく感覚(高校生の部活のような)、いつまでも大事にしたいと思います。
あー、40代半ばで高校部活の青春時代の甘酸っぱさが味わえるなんて、なんて素敵なんだ!(汗)