ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

音楽制作のTipsを中心に映画、旅の話題なども。

【DTM初心者】これからDTMでストリングスの打ち込みを始めるための4つのポイント

f:id:natsumegu629:20171026220809j:plain

 
今日は、DTM初心者がストリングスの打ち込みを始めるためのポイントをまとめてみました。
 

1  音色(奏法)を理解して使い分ける

レガート 
スタッカート
ピチカート
 
最初はこの3つで十分 です。
ストリングスの音色選びのポイントとして、人数感も大事で、曲にあった人数感の音色を選びましょう。ハリウッド系の壮大なストリングスと室内楽っぽいポップスのストリングスでは随分音色が変わってきます。
僕の場合、人数多めはeastwestのHollywood Stringsを使うことが多いし、少なめではLASS2.5を使うことが多いです。何を使うかは好みの問題なのでもしソフトを買う場合はYouTubeなどで確認しましょう。
 

2  各パートの役割をざっくり把握

バイオリン1  トップノートや独立したメロディ
バイオリン2  バイオリン1を支える。ユニゾンも多い。1とのハモリも多い。
ビオラ     中域のハーモニーを支える。
チェロ     低音部 中低域ハーモニー。
コントラバス  低音部 ルート弾き ポップスのオケ中では使わないことが多い。
 
スポンサーリンク

 

3  ボリュームを描く 強弱表現をつける

エクスプレッションでダイナミクスを表現することが多いです。ソフトによってはモジュレーションで強弱をつけられるソフトもあります。ストリングスらしさを出すためには極めて重要なポイントなのです。
 

この辺の内容は過去のこの記事を参考にしてください。 

www.nutmeg.today

 

または下記動画もよろしければ見てください。

4 ハモリは6度が綺麗

ハモリで手っ取り早いのは3度だけど、上部をオクターブ下げると6度になり、音の間隔が少しできて綺麗に響くことが多いです。もちろん他の楽器がどう鳴っているか兼ね合いを見ながら。ゴチャッと4声とか鳴らすより、バイオリン、ビオラで6度でハモって、チェロでルート弾き、というパターンが単純だけど綺麗にはまったりしますよ。
 
おわりに
 
最初に把握すべきポイントはこんなところだと思います。慣れてきたら、アーティキレーション(奏法など)のバリエーションを増やしたり、奏法別にソフトを使い分けたりと詰めていきます。いくら極めようとしてもなかなか奥深い世界ですが一つ一つクリアしていけば大丈夫です。