ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”

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「映画は何が好きですか?」って聞かれたら・・・自己紹介テンプレート

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 いろんな人といろんな場所と時間でお会いして、話をするとき、わりあい多い質問で
「映画は何が好きですか?」「どういう音楽を聴きますか?」
というのがあります。
 
 なんか色々ありすぎてぼんやりふわっとした答えになって、話が盛り上がらないことってないですか?
 
 僕はその都度考えるのが面倒なので答えは決めています
その結果、話がスムーズでスマートになり、何回も答えているので順序立てて仕上がったストーリーが話せます。
「すべらない話」と一緒です。
 
 
ちなみに
 
好きな映画は
 
未来世紀ブラジル」と答えます。本当に好きだからです。
 
 
 
 
好きな音楽は
 
相手を見て、共通するジャンルで話が広がりそうなアーティストを答えたりします(あざといですね・・・)
 
 会話以外でもプロフィールや、アンケート、オーディションの書類の項目やらでこの質問にこたえる場面は多いと思いますので、答えを決めておくと以外と便利ですよ。
 
 
 
 
好きな映画の話をします。
 
 
 
 
未来世紀ブラジル」は1985年に作られた映画で、同じ映画は繰り返して見ることはあまりないのに珍しく3回くらい見たかな。(ファンの中では少ない方だと思いますけど)とにかく映画の世界観と、テンポ感が好きです。
 
 監督のテリーギリアムはもともとモンティパイソンというイギリスのコメディチームに所属していて、奇想天外なストーリーや奇抜な映像を使います。
 この映画は極端な管理社会・統制社会がテーマ。とっても不思議でコミカルな演出で描かれているのですが、途中で映像の意味不明さにあっけにとられる時もあります。
 マイケル・ケイメンの音楽も映像の世界観・テンポとシンクしていて最高なのです。
「ブラジル」という曲がいろんなアレンジで全体的に使われているのですが見終わって5年くらい経ってもすぐ映画のイメージが湧いてくるほど印象的です。
 
 また、監督が映画会社の意向とぶつかって大げんかし、結局、結末がまったく違う2バージョン存在するというとんでもない映画なのです。
 その辺りの事情が書かれた本があって、バトル・オブ・ブラジル「未来世紀ブラジル」というのですが、これもとっても興味深いです。
 
<予告編> 何のこっちゃという感じでストーリーが全く伝わらないトレーラーですが映像だけで楽しめます。
 
とにかくクリエイターとしてのこだわりとやんちゃぶりが好き。
 
 
 
・・・・というふうに、さらさらと好きなものを語れるので、初対面の人でも気が合いそうな人だったら、短い時間で自分のことをわかってもらえて距離を縮めやすいです。
このことが言いたかっただけです。
 自己紹介のテンプレートの一つとしてとっても役に立ってます。